愛知県が民間ホテル確保へ 無症状・軽症患者向け
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、無症状の人や軽症の患者を受け入れる施設として、愛知県が同県安城市の「東横イン三河安城駅新幹線南口1」などの確保に向け調整していることが14日、関係者への取材で分かった。
県は9日から受け入れをはじめた県の宿泊施設「あいち健康プラザ」(同県東浦町)の63室と合わせ、計1300室の確保を目指す。安城市の東横インは約140室で、健康プラザの利用状況をみて、開設時期を決める。さらに残る約1100室の準備に向け調整を進める。
施設では医師や看護師が滞在し、体温や味覚、嗅覚の異常の有無など健康状態を毎日チェックする。医師の判断で24時間おきにPCR検査を実施し、2回続けて陰性となれば退所できる。〔共同〕