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日本触媒と三洋化成、統合を21年4月に延期 コロナで

紙おむつ用吸水ポリマー大手の日本触媒三洋化成工業は13日、新型コロナウイルス感染拡大を理由に、10月1日に予定していた経営統合を2021年4月1日に延期すると発表した。両社の業績先行きが不透明となったため、統合比率を見直す。

両社が同日、それぞれ臨時取締役会を開き決めた。新型コロナの感染拡大や、両社の製品の多くがかかわる原油価格の下落を受け、当初想定していた業績見通しを見直す必要が生じたと判断。株式移転比率を改めて算出する。

新会社の社長に日本触媒の五嶋祐治朗社長が、代表権を持つ会長に三洋化成の安藤孝夫社長がそれぞれ就く予定に変更はない。

両社は19年5月に経営統合を発表した。両社を完全子会社とする持ち株会社「シンフォミクス」を設立し、日本触媒の普通株式1株に持ち株会社普通株式1.225株、三洋化成の普通株式1株に持ち株会社の普通株式1株式を割り当てる計画としていた。

日本触媒は尿などを効率的に吸い取る「高吸水性ポリマー(SAP)」で世界首位、三洋化成は5位で、統合によって世界でシェア3割を占める。生産効率化などで5年以内に年100億円の相乗効果を目指している。

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