日薬連、MRの医療機関訪問を自粛要請
日本製薬団体連合会(日薬連)は13日、新型コロナウイルスの感染が広がるなか、医薬情報担当者(MR)の医療機関訪問を自粛するように傘下団体に要請した。既に製薬大手では感染防止策などでMRの在宅勤務を進めている。日薬連は新型コロナ対応で医療機関の負担が増えていることや、政府が緊急事態宣言を発令したことなどを踏まえて、自粛の徹底を浸透させる。
日薬連傘下の業界団体など31団体に文書で通達しており、31団体には計500社前後が参加している。MRに対し、副作用情報や新薬の使い方などで医療機関から要請があった場合以外は、訪問を自粛するように求めた。