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新型コロナの死者、世界で11万人超え 英国は1万人に

(更新)
12日、イタリア・トリノで救急車の中で作業する隊員=ロイター

【シリコンバレー=奥平和行】新型コロナウイルスへの感染による世界の死者が12日、11万人を突破した。米ジョンズ・ホプキンス大学によると米東部時間午後4時半(日本時間13日午前5時半)時点の死者は11万3362人となり、1日で5000人以上増えた。一部で改善の兆しがみられるものの英国の死者が1万人を超えるなど一進一退が続いており、予断を許さない状況だ。

英政府は12日、現地時間同日午前9時時点の死者は前日より737人増え、1万612人となったと発表した。これにより新型コロナによる死者が1万人を上回るのは、米国、イタリア、スペイン、フランス、英国の5カ国になった。

イタリアのANSA通信などによると、同国当局は12日、1日の死者が431人となり、過去1週間で最低だったと発表した。スペインでも11日の死者は510人と3月23日以来の低水準になったが、12日は619人に増えた。

11日に死者が2万人を超えて世界最多となった米国では12日、2万1692人(東部時間午後4時半時点、ジョンズ・ホプキンス大調べ)まで増えた。感染者に占める死者の比率は4%未満にとどまり、感染が拡大している欧州4カ国の10%台を下回る。それでも外出規制の徹底による封じ込めなどが差し迫った課題となっていることに変わりはない。

米国で死者がもっとも多いニューヨーク州のクオモ知事は12日の記者会見で、営業を続けている小売店の経営者などに対して、従業員にマスクを着用させることを義務付ける行政命令を出したと説明した。ロサンゼルス市でも小売店の従業員と顧客に着用を義務付けており、マスクの効果に懐疑的だった米国でも活用の動きが広がっている。

外出規制の緩和や解除に向けた取り組みも焦点になっている。クオモ知事は同日、新型コロナへの抗体を持っているかを調べる検査を実施できる機関を増やす方針を示した。抗体があれば感染のリスクを抑えながら外出でき、トランプ米大統領も実施を拡大する意向を示している。クオモ氏は12日、「州の閉鎖を解除するカギになる」と述べた。

同氏は閉鎖している学校の再開について「(働いている親の)子供の面倒をみる機能がある」と指摘し、経済活動の正常化と歩調を合わせる必要性を示した。ただ、同氏が再開の時期は専門家の意見を聞き周辺の州と調整して決めるとする一方、ニューヨーク市長は9月まで公立学校を閉鎖する方針を示しており、見解が食い違っている。

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