福岡で新たに30人感染 計362人、病院で拡大か
福岡県で12日、新たに30人の新型コロナウイルス感染が確認された。県内の感染者は計362人になった。県と福岡、北九州、久留米の3市がそれぞれ発表した。
県は10~60代の男女8人の感染を確認し、重症者はいない。うち2人は福岡徳洲会病院(春日市)のいずれも20代の女性看護師。同病院では既に患者の男女と女性看護師の計3人が感染。県は院内での集団感染が疑われるとみている。
福岡市は20~80代の男女11人の感染を確認した。うち80代女性2人は、感染が確認された看護師が勤めていた介護老人保健施設の入所者だった。
北九州市は、0歳女児と10歳未満~40代女性3人の計4人の感染を発表した。4人は、既に感染が確認されている市内の50代女性の家族や濃厚接触者。
久留米市は、市内在住の10~50代の男女7人の感染を確認。重症者はいない。うち10代の男女計2人を含む5人は、10日発表の50代男性会社員の家族や濃厚接触者などだった。〔共同〕