大阪府警で初の感染者 西堺署巡査長、軽症
大阪府警は11日、西堺署交通課の30代の男性巡査長が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同府警警察官の感染確認は初めて。
府警によると、巡査長は8日から自宅待機した後、府内の医療機関に入院したが、軽症という。同署交通課の同僚約30人を自宅待機とし、本部から応援を派遣。今月上旬に東京から訪れた親族と一緒に食事していた。親族も10日までの検査で陽性だった。
府によると巡査長は同府池田市在住。府警によると、巡査長は業務でマスクを着けながら市民4人とも接触したが、不調を訴えている人はいない。署は消毒し、業務は通常通り行う。
府警は「感染防止対策に努める」としている。〔共同〕