/

抗体とは 体内に侵入した病原体を捕まえる免疫分子

きょうのことば

▼抗体 体の中に細菌やウイルスといった病原体が侵入した際、それを捕捉するために働く免疫分子で、一般的に「免疫グロブリン」と呼ばれる。「Y字」の形をしており二股の先端部分で病原体などを捕まえる。先端部分の構造は1000億種類以上あるといわれ、様々な病原体に対処できるといわれている。免疫グロブリンには「IgA」「IgD」「IgG」「IgE」「IgM」の5種類がある。

血液中に最も多いのはIgGで、抗体の主力といわれる。このIgGを医薬品と活用したのが「抗体医薬」と呼ばれる医薬品で、狙った場所に結合する性質を活用する。Y字の先端部分の遺伝子を組み換えることで、狙った場所の働きをピンポイントで阻害できる。関節リウマチのような免疫異常による炎症活動を抑えたり、がん細胞が増殖する働きを阻害したりする治療薬が数多く実用化されている。

治療だけでなく検査領域にも有効とされる。特に「イムノクロマト反応(抗原抗体反応)」と呼ばれる仕組みは、妊娠検査薬やインフルエンザウイルスの簡易検査キットにも使われている。特殊な抗体を設置したプレートに、尿や粘液の中に含まれるたんぱく質(抗原)を入れることで、その反応から陰性か陽性かを判断する。また血液中に含まれる抗体を調べることで過去の感染状況を調べる手法もある。

新型肺炎

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン