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イタリア、移動制限措置を5月3日まで再延長

イタリアでは外出する際は理由などを明記した「証明書」の携帯が求められる(ミラノ)=ロイター

【ジュネーブ=細川倫太郎】イタリアのコンテ首相は10日、新型コロナウイルスの感染防止のため、全土で実施している人の移動制限や店舗の休業措置を5月3日まで再延長すると発表した。新たな感染者数は抑えられつつあるが、日によっては大きく増加するなどなお不安定な状況が続いている。現時点で規制を緩和すれば、感染が再拡大するリスクがあると判断した。

記者会見したコンテ首相は「これまでの努力を無駄にできない。難しい決断だったが、私がすべての政治的責任を負う」と述べた。現時点で規制を緩和したら犠牲者が増えるリスクがあるとも強調し、国民に協力を求めた。移動制限措置は当初は4月3日までだったが、伊政府は13日まで延長するとしていた。ただ、一部の店舗は14日から営業再開を認める。

伊市民保護局によると、10日時点の累計の感染者は前日から3951人増え、14万7577人。死者は570人増の1万8849人と世界最多となっている。

1日ごとの新規感染者は3月下旬にひとまずピーク(約6600人)に達し、最近は4000人前後で推移している。ただ、感染が集中する北部地域の医療現場は予断を許さない状況が続く。

一方、オーストリアやデンマークなど欧州では一部の国が学校の再開や店舗営業の開始など、近く規制を緩和する見通しだ。感染ペースにブレーキがかかるなか、これ以上の経済活動への打撃を回避する狙いがある。

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