飲食業や営業職、発熱者の割合高く 厚労省調査

2020/4/10 23:34
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厚生労働省は10日、通話アプリのLINEと協力して実施した新型コロナウイルスに関する全国調査のアンケート結果を発表した。体調や感染予防策について聞いたところ、長時間の接客を伴う飲食業や外回り営業など3密(密閉・密集・密接)を回避することが難しい職業で、37.5度以上の発熱をしている人の割合が高い傾向にあることがわかった。

厚労省は「3密を回避している専業主婦などのグループでは、発熱率が低かった。不要不急の外出を控えることが感染拡大防止につながる」とした。

LINEは全国で一斉に新型コロナに関する調査を配信

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調査は3月31日~4月1日にかけて実施。全国約2400万人から回答を得た。得られた回答を(1)長時間の接客を伴う飲食業や外回り営業など(2)医療・介護職など(3)オフィスワークや流通業など(4)教職員や学生など(5)専業主婦など(6)その他――の6つのグループに分けて分析した。

その結果、37.5度以上の発熱が4日以上続いた人の割合が、接客を伴う飲食業や外回り営業のグループで0.23%と、他に比べ高い傾向が見られた。一方、主婦のグループは0.05%と最も低かった。

特に感染者数が増えている東京都内で発熱者数が多かった上位20地区では、飲食業や外回り営業のグループの発熱の割合が0.52%と高かった。

厚労省の担当者は「今回のアンケート結果は、不要不急の外出を避けることが感染リスクを避けるために有効である可能性を示唆している」と外出自粛を呼びかけている。

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