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サムスンバイオ、コロナ治療薬の受託生産 21年に開始

サムスンバイオロジクスは、バイオ医薬品の生産能力で世界一の規模を誇る(韓国仁川市の工場)=同社提供

【ソウル=細川幸太郎】韓国のバイオ医薬品大手のサムスンバイオロジクスは10日、米ベンチャー企業から新型コロナウイルスの治療薬候補を受託生産することで契約を結んだと発表した。契約金額は4400億ウォン(約400億円)。治療薬として各国当局の承認を得て、2021年に韓国仁川市の工場で生産する。感染症の影響が深刻化するなか、急ピッチで量産準備を進める。

米国の感染症薬開発ベンチャーのVirバイオテクノロジーと契約を結んだ。開発中のコロナの治療薬は、米食品医薬品局(FDA)で初期段階の承認を得た。年内に人に投与する臨床実験を実施し、21年に量産に移行する。

Vir社はソフトバンクグループのほか、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の財団などが出資する。2019年10月に米ナスダック市場に上場した。サムスンバイオ関係者は「トランプ政権の後押しもあり、Vir社の治療薬候補はコロナウイルスの治療薬として承認を得る可能性が高い」とし、契約を結んだという。

発表を受けてサムスンバイオ株の10日終値は前日比で16.8%上昇した。時価総額は約37兆ウォンでサムスン電子、SKハイニックスに次ぐ韓国3位につける。

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