「兆候つかむ感度低かった」日本郵便東北支社 福島でのクラスター発生で

2020/4/10 20:38
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福島県二本松市の二本松郵便局で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、日本郵便の古屋正昭・東北支社長らが10日、福島市内で記者会見し、管内の全郵便局職員に対し、勤務前の検温や管理職への体調報告を必ず行うよう指示したと明らかにした。

記者会見する日本郵便の古屋正昭・東北支社長(10日、福島市)

同局で感染が判明した複数の職員は発熱などの症状が出た後も出勤しており、同支社の金隆幸総務・人事部長は「体調不良は本人の申し出に頼っており、兆候をつかむ感度が低かったと反省している」と陳謝した。

同局は職員の感染が確認された7日以降、全職員を自宅待機とし、9日に消毒作業を行った。郵便やゆうパックなど3万1000通・個が同局や近隣の局で留め置かれており、個別の相談に応じるとしている。

二本松郵便局ではこれまでに20~60代の男性職員8人が感染確認されたほか、同局で3月末まで勤務し転職した宮城県多賀城市の30代の男性会社員の感染も判明した。複数の職員は発症後も出勤しており、感染症対策の専門家から局の対応を批判する声が上がっていた。

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