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松江市の観光施設閉鎖 島根で初の感染者確認

島根県で9日夜、松江市の女子高校生の新型コロナウイルス感染が確認された。同県内での感染確認は初めてで、10日には母親である50代の女性の感染も確認された。松江市と県は10日、感染経路の確認を急ぐとともに、国宝の松江城天守など市内の主要観光施設の閉鎖を決めた。

5月の連休明けまで閉鎖する松江城(松江市)

市によると、この生徒が通うのは県立松江工業高校。3月19日にのどの痛みなどの症状が出て22日に発熱、母親は4月5日にタンなどの症状があり、6日に発熱した。2人とも市内の病院に入院している。女子生徒は3月下旬に母親と大阪へバス旅行をしたという。

市は10日から主な観光施設や運動施設などを5月の連休明けまで閉鎖する。対象は松江城天守のほか小泉八雲記念館、武家屋敷、市営陸上競技場や野球場など。松江城周囲を流れる堀川を巡って人気の堀川遊覧船も休止する。

松浦正敬市長は「観光客のみなさんはもちろん、市民の皆さんが集まるところは閉鎖や休止し、感染拡大の防止に全力をつくしたい。手洗いやうがい、いわゆる3密を避け、皆様に感染予防の徹底をしてほしい」と呼びかけた。

県も対応に追われた。感染拡大防止のため、24日まで県立図書館や宍道湖自然館ゴビウスなどの施設の休館を決めた。また、感染者の早期確認のため、帰国者・接触者相談センターと一般相談窓口の受付時間を午後9時まで延長する。

県は女子生徒が通っていた県立松江工業高校を10日、臨時休校とした(期間未定)。現時点で他の高校と小中学校は通常通り授業を行うという。

県は政府の要請に従わず、県内の学校を休校にしなかった経緯がある。女子高生が感染したことで、丸山達也知事は「ご両親の負担や学習の遅れなどの副作用を最小限にするため、休校にしない判断をしたが、感染者が出たことで批判を受ける立場にいると考えている」と話した。

島根県で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、鳥取県は10日に対策会議を開き、平井伸治知事は「県境はあっても生活圏や経済社会的には一体。今までは瀬戸内側など遠い所で広がっている感じがあったが、山陰に広がってきた。県庁をあげて危機感持って対策にあたってほしい」と訴えた。

県民に向けては「全国的に感染が広がる中、山陰も決して例外ではない。県外に出る際には人混みを避けるなど予防手段を講じてほしい」と呼びかけた。

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