横浜のアパホテル 軽症者ら収容、約2300室

2020/4/10 19:16
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神奈川県は10日、医療崩壊を防ぐために設置を進めている軽症・無症状者向けの宿泊施設について、新たに「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」を追加指定した。病床数は約2300床で、20日から受け入れを始める予定だ。10日には湘南国際村センター(神奈川県葉山町、約100床)で受け入れが始まったが、さらなる感染者の増加に備える。

施設内の運営は県庁の職員がメインになる(アパホテル&リゾート横浜ベイタワー、横浜市)

県によると、県内に入院中の新型コロナの重症者数は約40人、中等症の患者数は約70人という(9日時点)。軽症者・無症状者をアパホテル&リゾート横浜ベイタワーに順次移し、高度な医療が必要な患者のために病院の病床を空ける。

施設内の運営は「県庁の職員がメインになる」(黒岩氏)。滞在中に症状が悪化した場合、対応できる医療機関に運ぶ。新型コロナの感染拡大によって県内の医療体制が逼迫するなか、今後、施設内で対応にあたる看護師など医療従事者の確保が課題になりそうだ。

黒岩氏は、県外から搬送の依頼があった場合については「基本的には神奈川県民を守るために準備してきた。しかし命に関わることなので、その時々で判断していきたい」と述べた。患者が使う体温計が足りないとして、寄付を募る方針も示した。

また、県内で感染拡大が止まらない状況を踏まえ、県は同日、県内の感染状況を「フェーズ0」から「フェーズ1」に移行した。感染拡大や医療崩壊の防止に向けた対応を急ぐ。新型コロナ患者のなかで酸素投与などが必要な「中等症」の患者を集中的に受け入れる「重点医療機関」は現在までに3カ所設置しているが、順次増やしていく考えだ。

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