仙台七夕まつり中止 戦後初

2020/4/10 19:08
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仙台七夕まつり協賛会は10日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、8月6~8日に開催予定の「仙台七夕まつり」を中止すると発表した。江戸時代から催されていた歴史を持ち、中止は終戦の翌年1946年に復活して以来初めて。前夜祭として5日に予定していた「仙台七夕花火祭」も中止する。

仙台七夕まつり中止について記者会見する鎌田会長(中)ら(10日、仙台市)

緊急事態宣言や仙台市や宮城県の外出自粛要請などを受け、中止を決めた。民間の調査によれば、七夕まつり開催に伴う宿泊や交通費などの観光消費額は約330億円と試算されている。

同日会見した協賛会の鎌田宏会長は、事態の収束が見えないとして「人命に関わる重要な判断」との考えを示した。仙台七夕まつりは毎年250万人以上の観光客が訪れる。大勢の観光客が集まるほか、七夕飾りへの接触を通して感染が広がる恐れもあるという。

七夕飾りは市内の25商店街で約3000本が飾られる。宮城県や仙台市のほか、仙台商工会議所や協賛企業など多くが関係することから「早く(中止するか)決定した方が関係者への影響を最小限にとどめられる」(鎌田会長)とした。今後については「個々の商店街や家庭で小ぶりの飾りを設けることを呼びかけ、ともに収束を願いたい」と話した。

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