日立、台湾で再生医療の合弁設立 細胞の工場新設

2020/4/10 17:16
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日立製作所は10日、台湾企業などと組み、再生医療用の細胞を製造・販売する合弁会社を6月に設立すると発表した。2021年に工場の建設を始め、24年から細胞の製造を始める計画。日立は細胞を自動培養する装置の研究開発や販売を手掛けており、新会社に技術を供与する。

新会社は台湾で再生医療向けの細胞シートを手掛けるメタテックAPが中心となって設立し、複数の台湾企業やファンドも出資する。日立の出資額や出資比率は非公表。工場は台湾の北西部の新竹県竹北市に設立する。

台湾は18年に患者が再生医療を受けやすい環境が整っている。メタテックAPは17年に食道や膝関節の軟骨細胞シートなど修復技術を活用した事業を開始するなど、技術力を持つ。日立の技術と組み合わせることで、アジアでの主要な生産拠点になることを目指す。

日立は17年に神戸市内に日立神戸ラボを設立し、再生医療用細胞の自動培養技術などを研究開発したり、顧客と共同実証に取り組んだりし、再生医療分野に注力している。(花田幸典)

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