社員の「オンライン飲み会」費用補助 都内の広告会社
インターネット広告のバリュークリエーション(東京・渋谷)は、オンラインによる飲み会や昼食会を開く社員に、月8000円を上限に費用を補助する制度を始めた。新型コロナウイルスのためテレワークをしている社員同士の親睦を深める狙いだ。

テレビ会議などで複数の社員が画面上で顔を合わせながら飲酒や食事を楽しむ「オンライン飲み会」や「オンラインランチ」が対象。各社員が使用した飲食店の持ち帰り商品や宅配の代金を補助する。領収書の提出を求め、月8000円を上限に支給する。
テレワークでは社員同士が業務以外で交流することが少なく、社員が孤独感やストレスを抱えやすいと言われる。同社はオンラインで顔を見て話すことで、社員同士がつながりを感じ、絆を深めることができると判断した。
これまで同社は社員同士の実際の飲み会や昼食会に補助する制度を設けていた。その適用対象をオンラインでの飲み会やランチに広げることで、緊急事態宣言下の福利厚生を充実する。

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