阿蘇大橋、来年3月開通 熊本地震で崩落

2020/4/10 13:16
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熊本地震で崩落した阿蘇大橋(2017年4月、熊本県南阿蘇村)

熊本地震で崩落した阿蘇大橋(2017年4月、熊本県南阿蘇村)

国土交通省は10日、2016年4月の熊本地震で崩落した熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋が来年3月ごろに開通すると発表した。被災したJR豊肥線も今年8月ごろ運行を再開する見通しで、交通インフラはおおむね復旧のめどが立った。

赤羽一嘉国交相は記者会見で「県民の生活の足であるとともに、観光面でも大きく寄与することができる」と話した。

熊本市方面と南阿蘇村を結ぶ阿蘇大橋は、県管理だが国が架け替え工事を代行。新しい橋は全長525メートルで、崩落した橋から約600メートル南側に設置された。周辺の国道57号や、北側で新たに整備した全長約13キロの代替ルートも、今年10月ごろ開通する見込み。

JR豊肥線は肥後大津―阿蘇(27.3キロ)の運行をストップしている。8月ごろの再開により、熊本地震で被災したJRの路線は全て復旧。ほかに第三セクターの南阿蘇鉄道で不通区間が残っており、23年夏の全線再開を目指している。

10日、記者会見した熊本県の蒲島郁夫知事は「新型コロナウイルスで、県民の生活や経済に甚大な影響が生じているが、今年度中の開通を伝えられてよかった」と話した。県内有数の観光地、阿蘇方面へのインフラが整うことで「(新型コロナの)終息後は誘客のV字回復をめざしイベントなどを積極的に実施したい」と語った。〔共同〕

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