独自緊急事態宣言、「一段と厳しく自粛を」 愛知知事

2020/4/10 13:13
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愛知県独自の「緊急事態宣言」を出した大村知事(10日、愛知県庁)

愛知県独自の「緊急事態宣言」を出した大村知事(10日、愛知県庁)

愛知県の大村秀章知事は10日、県庁で新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、県独自の緊急事態宣言を出した。その後の記者会見で、大村知事は「県民に一段と厳しいステージで、自粛をお願いする」とし、5月6日までの平日を含め不要不急の外出、移動の自粛を強く呼びかけた。

大村知事はこの日、宣言に伴う緊急対策も発表した。医療や検査体制の拡充のほか、医療従事者への風評被害の防止、農林水産業や建設業、観光業など幅広い産業の資金繰りなどの支援が柱だ。大村知事は「事業者にきめ細かく支援を進めていく」と述べた。

一方、特定の事業者に対する休業要請は「国をはじめ足並みをそろえていかないといけない」(大村知事)とし、この日は見送った。県民の日常生活に必要な事業活動は感染防止措置を講じた上での継続を求めた。

独自宣言は、政府による特別措置法に基づく緊急事態宣言と異なり、法的拘束力はない。北海道も2月に独自の緊急事態宣言を出し、感染者の急増を免れたとされ、強いメッセージを県民に伝えて感染拡大に歯止めをかける狙いがある。

愛知県は政府の宣言の対象地域から外れ、大村知事は追加指定するよう求めている。政府は愛知の独自宣言の効果を見極め、専門家の意見を踏まえて追加するか判断する見通しだ。

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