福岡県、週明け軽症者移送へ ホテル219室を確保

2020/4/10 12:04 (2020/4/10 18:40更新)
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡県の小川洋知事は10日、無症状や軽症者の受け入れ先として北九州市のホテル「東横イン北九州空港」を確保したと発表した。受け入れ規模は219室で、週明けの13日に感染者の移送を始める予定。無症状や軽症者の療養に宿泊施設を活用することで、重症者のための医療機関の病床を確保する。

無症状と軽症者を受け入れる「東横イン北九州空港」で防護服の着用方法などを福岡県職員(奥)に教える自衛隊員ら(10日、北九州市小倉南区)

新型コロナウイルスに感染した無症状と軽症者を受け入れる東横イン北九州空港の部屋(10日、北九州市小倉南区)

県とホテル側が9日に合意した。小川知事は「(福岡市などの)福岡地区についてもできるだけ早く確保すべく、複数の事業者と話を進めている」と明らかにした。

同ホテルでの療養対象となるのは、高齢者や基礎疾患がある人、妊娠している人などを除く無症状や軽症者。医師や看護師、県職員ら計6人が24時間態勢で治療や生活支援にあたる。

同ホテルでは10日午後、医師ら専門家を交えた会議が開かれ、3階以上を患者用、2階を医療スタッフらのスペースとすることなどが決まった。感染を防ぐため防護服の着脱訓練も実施された。東横インの広報担当者は「地域密着の企業として、地域の一助になればとの思いで貸し出した」とコメントした。

県はこれまでに感染症指定医療機関の「感染症病床」66病床に加え、指定医療機関の一般病床やそのほかの病院の協力を得て計250病床を確保。近く50病床を上積みできる見込みだ。

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