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中国物価、上昇幅が縮小 3月、豚肉の高騰一服

豚肉高騰は一服してきた(遼寧省大連市)

【北京=原田逸策】中国国家統計局が10日発表した2020年3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.3%上昇した。上昇幅は2月より0.9ポイント縮小し、昨年10月以来の低水準だった。物価上昇を先導してきた豚肉価格の高騰が一服したのが主な原因だ。

前月比では1.2%下落した。2月は0.8%上昇していたが、19年6月以来の下落に転じた。

豚肉は前年同月比116%上昇と高止まりするが、上昇幅は2月から19ポイント縮小した。前月比では6.9%下落した。アフリカ豚熱(ASF)の影響で昨夏から高騰したが、3月になって豚の出荷量が増えてきたほか、政府が備蓄した冷凍豚肉を大量に放出した。

国際原油相場の下落も物価上昇を抑えた。ガソリン価格は前年同月比14.6%も下がった。

一方、同時に発表した3月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比1.5%下落した。下落は2カ月連続で下落幅は2月から1.1ポイント拡大した。原油価格の下落が影響したほか、需要不足で工場の稼働率が上がらず、工業素材が値下がりした。化学繊維、紡績、鉄鋼、自動車などの業界で下落が目立った。

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