神戸市、新型コロナ軽症・無症状患者向け施設公開

2020/4/10 10:47
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部屋にはテレビなどが設置されている(10日、神戸市)

部屋にはテレビなどが設置されている(10日、神戸市)

神戸市は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、軽症者や無症状の患者を受け入れる宿泊療養施設を公開した。介護大手のニチイ学館が所有する研修施設「神戸ポートアイランドセンター」(神戸市)の宿泊棟の100室を市が借り受ける。施設運用は11日から始める。

同施設は感染症指定医療機関の神戸市立医療センター中央市民病院に近接しており、軽症者の容体が悪化した場合でも素早く連携できる。感染者の移送は医療機関の担当医師が判断する。施設でも医師が定期観察し、看護師を24時間体制で配置。既設のテレビに加え、Wi-Fiや冷蔵庫は市が整備する。100室は市が3カ月ほど借り上げる予定という。

宿泊施設の患者エリアは厳格に区別し、隣接する建物との通路を閉鎖。施設の使用後は徹底した消毒を実施する。神戸市の久元喜造市長は「市内の感染者も増加傾向にある。市独自に施設を確保した」と述べた。

ニチイ学館の施設は2004年に完成。医療に関連する約370社・団体が集まる神戸医療産業都市内にある。同センターの毛利晴一センター長は「患者の回復を手助けし、一刻も早い新型コロナの終息を願う」と話した。

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