日経平均反発、終値152円高の1万9498円

2020/4/10 9:15 (2020/4/10 16:02更新)
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10日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比152円73銭(0.79%)高の1万9498円50銭だった。米連邦準備理事会(FRB)が9日に大規模な金融支援策を決めたのを手掛かりに、前日の米株式相場が上昇し投資家心理の支えになった。半面、東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、経済活動が長期間にわたり停滞するとの警戒感が上値を抑えた。

FRBは企業への間接融資や低格付け社債の買い入れなど、資金供給策の実施を決定した。信用不安が後退して前日の米ダウ工業株30種平均は上昇し、朝方は買いが先行。短期筋による買い戻しも入り、寄り付きで154円高の1万9500円と、きょうの高値となった。

日経平均は下げに転じる場面があった。東京都や大阪府など国内で新型コロナの感染者数が増加し、外出自粛による消費低迷などが長引くとの警戒感から買いを見送る雰囲気が強まった。ただ午前の相場下落を受けて日銀が上場投資信託(ETF)買い入れを実施するとの観測が広がると、次第に買いが優勢になった。「アジアや欧米の株式市場は聖金曜日の祝日で海外投資家の売買が少なく、少額の買いでも戻りやすかった」(国内証券の株式トレーダー)との見方があった。

JPX日経インデックス400は反発し、終値は前日比103.56ポイント(0.81%)高の1万2834.80だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、13.06ポイント(0.92%)高の1430.04で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆1945億円と、2月21日以来およそ1カ月半ぶりの低水準だった。寄り付きでは特別清算指数(SQ)算出に伴う売買があったが、海外投資家の参加者が少なく薄商いだった。売買高は13億7022万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の7割を占める1511、値下がりは608、変わらずは50だった。

米金融株高を受け、三菱UFJみずほFG三井住友FGなど銀行株の上昇が目立った。ソフトバンクグループファストリ住友不が上げた。半面、ファミマキッコマンANAHDが下落。国際石開帝石日揮HDエムスリーも下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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