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苦闘がんゲノム医療、恩恵は千人に1人、定着へ正念場

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遺伝子の変化を調べて一人ひとりの患者に最適な治療法を探す「がんゲノム医療」。がん対策の切り札として、2019年6月に公的保険の下で始まった。だが検査を経て治療に至るのは全患者の千人に1人だけ。専門性が高い医師らの不足で、開始から半年がたっても4割の病院が検査を始められないなど、課題が浮き彫りになっている。次世代の医療として定着できるか。

19年12月、厚生労働省の専門家会議で、ある資料が配られた。...

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