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米、失業保険申請さらに660万件 3週1600万件超す

(更新)

【ワシントン=河浪武史】米労働省が9日発表した失業保険の新規申請件数(季節調整済み)は、4日までの1週間で660万6千件となり、過去最大を大幅に更新した前週(686万件)に並ぶ高水準だった。新型コロナウイルスで経済活動が制限され、飲食店などでは従業員の一時解雇が急増している。4月の失業率は金融危機時を上回る10%超に上昇するとの見方が強まっている。

失業保険の申請数は市場予測(500万件)を大幅に上回った。新型コロナが発生する前は1982年10月の69万件が最大で、リーマン・ショック後でも2009年3月の66万件が最多だった。米政権が非常事態を宣言した3月半ば以降、3週間で失業保険の申請は1600万件に達した。

3月半ば時点の失業者数は714万人で、失業率も4.4%まで上昇していた。4月の失業率は一気に10%を超えるとの見方が強まっている。金融危機では失業率が最悪期(09年10月、10.0%)に達するまで1年あった。経済活動の多くが突如停止した今回は、雇用悪化のスピードが速い。

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