軽症者受け入れへ、ホテルと近く合意 福岡県200人分

2020/4/9 19:29
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新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、福岡県が無症状や軽症者の受け入れについて、県内の民間ホテルと近く合意することが9日、関係者への取材で分かった。受け入れ規模は約200人。県内では8日までに224人の感染が確認され、医療機関の病床数が逼迫していた。

医療機関は今後、重症者の治療に重点を置き、無症状や軽症者の療養にはホテルの客室などを活用する。小川洋知事は緊急事態宣言が発令された7日の記者会見で「200床のホテルと細部の詰めに入っている」と言及していた。

県内では3月末から感染者が急増。3月30日に29人だった感染者は4月8日に約8倍の224人に増えた。クラスター(感染者集団)が相次ぎ発生し、感染経路が分からないケースも増えており事態は深刻化している。

一方で、専門設備を備えた感染症指定医療機関の「感染症病床」は66床にとどまる。県は指定医療機関の一般病床や、新型インフルエンザへの対応で協力した病院にも受け入れを要請しており、計250床の確保を見込んでいる。

福岡県医師会の松田峻一良会長は6日の記者会見で「福岡の増え方を見ると将来、東京のようになることは予想できる」と危機感を示した。その上で「重症者の治療のため、軽症者はホテルや一般施設で隔離することが重要だ」と強調した。

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