春季交渉賃上げ平均5110円、上昇率1.75% 連合愛知
日本労働組合総連合会愛知県連合会(連合愛知)は9日、2020年の春季労使交渉の3月末時点の集計結果を発表した。定期昇給を含む平均賃上げ額は5110円、上昇率は1.75%だった。前年同時期に比べ金額で550円、率で0.31ポイント下回った。
世界経済の減速のほか、新型コロナウイルスの感染拡大による影響がサービス業など一部に出始めているという。
264組合の回答を集計した。前年同時期に比べ61組合増えており、連合愛知は「新型コロナ対応などのため早期決着に向けた労使の努力が現れた面がある」とする。
組合員数が300人未満の131組合の平均賃上げ額は4776円(上昇率1.69%)だった。