東京都で新たに181人感染、経路不明7割 新型コロナ
(更新)
東京都は9日、新型コロナウイルスの感染者が新たに181人確認されたと発表した。1日あたりで確認された感染者数で最多となる。都内の累計感染者数は1519人となった。
181人のうち、感染経路が不明なのは122人で全体の約7割に上った。40代以下は102人で、うち幼児4人の感染も確認された。新たに70代男性1人が死亡し、都内の累計死者数は36人となった。
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また、9日までに都立駒込病院の40代男性医師と、都立大塚病院の40代女性看護師の感染も相次いで確認された。いずれも新型コロナの患者の診察には携わっていないという。
看護師は新生児集中治療室(NICU)で看護を行っており、大塚病院は新規の入院につながる新生児や母体搬送の受け入れを10日まで中止する。
都内では8日に144人の感染が確認されていた。対応病床が逼迫しているため、都は軽症者らについて宿泊施設で療養させる方針をとっている。

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