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WHO事務局長、トランプ氏に反論 「全ての国に平等」

【ロンドン=佐竹実】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日の記者会見で、各国の新型コロナウイルスへの対応について「政治問題にすべきではない」と述べた。トランプ米大統領が「WHOは中国寄り」と批判したことに反論した。テドロス氏は「大勢の命が失われている。必要なのは各国が連携することだ」と強調した。

テドロス氏は、新型コロナについて「非常に危険なウイルスであり、時間を無駄にできない」と語った。トランプ氏を名指しはしなかったが、新型コロナを政治問題にすべきではないと繰り返した。米ソ冷戦を引き合いに出しながら、「米国と中国の正直なリーダーシップ」を求めた。

テドロス氏は感染拡大の初期に中国の対応を褒めるなどし、対応が遅れたとの批判も出た。同氏は8日の会見で、中国寄りではないかとの質問に対し、「全ての国に平等だ」と否定した。過去3カ月で黒人であることを理由に個人攻撃されたことを明かした上で、「命が失われている時に個人攻撃を気にしている理由はない」とも述べた。

トランプ大統領は7日の記者会見で、テドロス氏が中国からの入国禁止措置に懸念を表明したことなどを非難。「WHOは極めて中国寄りだ」として、資金拠出を止めることも検討する考えを明らかにした。米国はWHOの最大の資金拠出国で、予算の4分の1を占めている。

テドロス氏は8日、「米国の支援に感謝している」とも述べた。

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