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シンガポール、国民の外出禁止へ時限立法 違反は罰金

大半の職場が閉鎖され、シンガポールのビジネス街は閑散としている=ロイター

【シンガポール=中野貴司】シンガポール政府は8日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、国民の外出を原則禁止する新法を施行した。リー・シェンロン首相は3日、約1カ月にわたって学校や大部分の職場を閉鎖する方針を発表しており、この措置に法的な効力をもたせるための時限立法だ。

違反者には1万シンガポールドル(約76万円)以下の罰金か6カ月以下の禁錮、またはその両方を科すと定めている。

新法は生活に不可欠な仕事に従事したり、必要な物資を調達したりするなどいくつかの例外を除いて、すべての住民は自宅にとどまらなければいけないと規定。自宅に他人を招き入れることや社交目的の集まりも原則禁止し、他人との接触を徹底的に避けるよう求めている。食料の買い物などで外出する際も、他人とは最低1メートルの距離を保たなければならないとするなど、細かく行動を規定している。

シンガポール議会は与党・人民行動党が大多数を占めている。3日にリー首相が職場の閉鎖方針などを示した後、法案はすぐに国会に提出され、7日に成立した。政府は新法を使って、国民の自宅待機を徹底させ、新型コロナの新規感染者を早期に減らすことを目指す。

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