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ユニプレス、ロシア撤退 操業一度もなく子会社解散へ

自動車の車体用プレス部品を手がけるユニプレスはロシア子会社を解散する。同社のロシア拠点はなくなり、事実上の撤退となる。日産自動車のロシア拠点など向けの車体部品を製造するために2014年に設立し工場も着工したが、生産台数減などを受け操業開始を延期。ロシア経済や市場の環境の変化で需要が見込めず投資が回収できないと判断、一度も操業することなく撤退する。

7日に開いた取締役会でロシア子会社の解散を決議した。現地の法令で必要な手続きを終え次第清算する。子会社はユニプレスの100%出資で、資本金は10億ルーブル(約14億4000万円)。17年12月期にはルーブル安による為替差損などから6億3500万円の最終赤字を計上していた。同社の解散により、ユニプレスは20年3月期の連結決算で約16億円の特別損失を見込む。

ロシア子会社を設立した当初は15年の操業開始を目指して工場の建設も進めていたが、原油価格の下落などによるルーブル安でロシア経済が停滞。自動車販売も落ち込み、日産のロシア工場の稼働停止などを受けて工場の建設を中断し、操業開始を延期していた。

操業開始の延期を決めてから5年がたつが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減もあり、ロシアの自動車市場の先行きは不透明さが増している。投資回収の見込みが立たず撤退を決めた。

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