テレワーク中も雑談で一息 ハイマネージャーがアプリ
テレワーク中も雑談で一息ついて――。人事コンサルティングのハイマネージャー(東京・港)は4月末にも企業向けに社員の雑談専用通話アプリを始める。業務上のビデオ会議とは別に、非公式なコミュニケーションでチームワークを深めたり、息抜きにつなげたりする利用を見込む。通話時間を10分間に制限し、短時間で仕事に戻れるようにする。

スマートフォンやパソコンで使えるアプリ「RemoRoom」でサービスを提供する。起動すると雑談可能な相手を一覧から選び、通話を始められる。1対1のほか3人以上の飛び入り参加も可能。ビデオ通話に切り替えもできる。
利用料は社員1人あたり月額500円。5月末までは無料で提供する。今後、雑談のお題を薦める機能などを拡充する。開始3カ月で150社の導入を目指す。
新型コロナウイルス感染防止でテレワークが拡大する一方、職場で気軽にしていた雑談ができなくなっていると分析。気晴らしや思いがけない発想の機会が失われた問題の解消を狙う。