團十郎襲名披露は延期 シネコンやテレビ収録休止

2020/4/8 11:45
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政府の緊急事態宣言を受けエンターテインメント業界では7日、松竹が歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(42)が大名跡を継ぐ「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」公演について、東京・歌舞伎座での5~7月開催を延期すると発表した。一部の映画館も当面休館を決め、在京テレビ各局はロケやスタジオ収録を控える態勢に入った。

2月に記者会見した市川海老蔵さんと長男の堀越勸玄君(東京・丸の内の東京会館)=共同

團十郎襲名披露公演は歌舞伎界にとっての一大イベント。延期公演の日程は未定という。

大竹しのぶさん、宮沢りえさんら豪華キャストの共演が注目され、都内で4~29日に上演予定だった舞台「桜の園」は全公演中止を発表した。

劇団四季は東京、名古屋、京都、大阪、福岡での「ライオンキング」など5演目の上演を5月17日まで、神奈川の「マンマ・ミーア」、東京の「キャッツ」上演を同24日まで中止。「コーラスライン」の全国公演は来年5月以降を目指し再調整する一方、6~7月に東京で上演する。

新型コロナウイルス感染を公表した宮藤官九郎さん作・演出の舞台「もうがまんできない」の東京公演も中止となった。

シネコン大手のTOHOシネマズやイオンシネマは、緊急事態宣言の対象地域となった7都府県にある映画館を、8日から休館すると発表した。

テレビ局は、NHKが秋から放送の連続テレビ小説「おちょやん」の撮影を見合わせた。既に12日まで撮影を休んでいる放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」と朝ドラ「エール」の休止期間も延長した。民放各局も大半の番組でロケやスタジオ収録を当面控え、連ドラ開始を延期している。〔共同〕

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