トランプ氏「WHOは中国寄り」 資金拠出停止も

2020/4/8 3:56 (2020/4/8 10:26更新)
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トランプ氏はWHOと中国への不信感を募らせている=ロイター

トランプ氏はWHOと中国への不信感を募らせている=ロイター

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は7日の会見で、新型コロナウイルスを巡る世界保健機関(WHO)の対応について「とても中国寄りだ」と批判した。中国との渡航制限に反対したWHOの判断を引き合いに「多くのことで間違いを犯している」と不満を表したうえで、WHOへの資金拠出を一時停止する可能性を示唆した。

トランプ氏は「WHOは、私が実施した中国との渡航制限を批判し、賛同しなかった」と主張した。米政権は1月末、「渡航制限は勧めない」としたWHOの判断を無視し、中国全土からの外国人の入国禁止を決めた。

トランプ氏は米国がWHOへの拠出金を最も負担していると指摘したうえで「注意深くする精査する。とても強力な差し止めを行う」と一時停止に言及した。WHOによると、米国は予算の約15%を負担する。

米政権は、中国がWHOにウソの情報を渡したために対応が遅れたとして、中国とWHOへの不信感を募らせている。トランプ氏は6日の会見で香港メディアの記者から「中国は米国にマスクや手袋を寄付している。中国と協力しないのか」と詰め寄られ「あなたは中国国有(メディア)か」とやり返す一幕もあった。

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