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ルフトハンザ、40機超を削減 コロナで需要低迷長期化

【フランクフルト=深尾幸生】独航空大手ルフトハンザは7日、保有する航空機763機のうち40機以上を削減すると発表した。傘下の格安航空会社(LCC)ジャーマンウイングスの事業も終了する。新型コロナウイルスの感染拡大で、同社は一時的に旅客輸送能力を95%削減している。旅客需要の低迷はコロナ危機が収束した後も当面続くとみて、恒久的なリストラに踏み切る。

フランクフルト国際空港に駐機中のルフトハンザの航空機=ロイター

中核のルフトハンザ航空で大型機「エアバスA340」など18機と、中型機「エアバスA320」11機を売却などで減らす。傘下の企業では、ルフトハンザ・シティーラインとLCCのユーロウイングスで合計13機を削減する。オーストリア航空やブリュッセル航空でも機体数削減に着手した。

ユーロウイングスのブランドのLCCの一部を運営する子会社のジャーマンウイングスは営業を終了する。ユーロウイングス自体は別の子会社を通じて運航を続ける。ジャーマンウイングスは約1400人の従業員と30機を保有している。

ルフトハンザは発表文で「世界の航空需要がコロナ危機前の水準に戻るのに年単位の時間がかかる」と述べ、コスト削減の必要性を強調した。機体数削減にともなう人員削減の可能性も示唆した。

国際航空運送協会(IATA)は7日、新型コロナによって2500万人の職がリスクにさらされるとの試算を発表した。IATAによると4月に入ってからの航空便数は前年同期より7割減。航空券の払戻費用などで2020年4~6月期に業界全体で600億ドル(約6兆5300億円)の資金がなくなると見積もっている。

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