英官邸「ジョンソン氏の容体安定」 外相が首相代理に

2020/4/7 21:24 (2020/4/8 5:31更新)
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新型コロナの陽性反応が出たジョンソン英首相は症状が悪化して集中治療室に入った=ロイター

新型コロナの陽性反応が出たジョンソン英首相は症状が悪化して集中治療室に入った=ロイター

【ロンドン=中島裕介】英首相官邸の報道官は7日、新型コロナウイルスの症状が悪化し6日夜に集中治療室に入ったジョンソン首相の容体について「一晩中安定しており、良い精神状態を保っている」と語った。一定の酸素吸入の治療は受けたが、人工呼吸器の装着の必要性はないとの見解も示した。現段階で肺炎の発症はなく、酸素吸入以外の医療機器などの支援を得ずに呼吸ができているとも説明した。

首相の職務については当面、ラーブ外相が代理を務める。ジョンソン氏が6日に必要に応じて代理を務めるようラーブ氏に要請した。ラーブ氏は要請を受けた後、喫緊の課題の新型コロナ対策について「首相が指示した計画を確実に実現する」と語った。

首相官邸の報道官はジョンソン氏が集中治療室に入った理由について「人工呼吸器が必要になった時に備えての措置だ」と改めて説明した。ジョンソン氏に近いゴーブ・ランカスター公領相は7日、英ラジオ番組でジョンソン氏が「厳重な経過観察下に置かれている」と語った。一方で重篤な状態には至っていないとの認識も示した。

ジョンソン氏は3月27日に新型コロナの感染を公表し公邸で自己隔離を続けていたが、熱などの症状が消えず4月5日にロンドンの病院に検査入院していた。だが6日午後に症状が悪化し、集中治療室に運ばれていた。英首相官邸はこの時点でジョンソン氏の意識はあると説明していた

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