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香港・マカオ、公共交通が完全停止 カジノ産業に打撃

【香港=木原雄士】香港とマカオを結ぶ公共交通機関がすべて停止したことが、7日までに分かった。フェリーやヘリコプターに続き、海上大橋「港珠澳大橋」を通るシャトルバスも運休になった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、旅行客が激減したため。香港とマカオの行き来は当面難しくなり、マカオを支える年間4兆円規模のカジノ産業に大きな打撃となる。

香港とマカオはフェリーで約1時間、海上橋経由では40分足らずの距離にある。香港からマカオへは、カジノを楽しむために行き来をする人が多い。マカオは2月にカジノを一斉に閉鎖したが、感染が収束したとみて、営業を再開した。

ただその後、マカオで新規の感染者が相次いで見つかり、3月に外国人の入境を原則として禁止する措置を導入した。

マカオのカジノ収入は2月に前年同月比88%減、3月に80%減と大幅なマイナスを記録した。当面は回復は見込めず、カジノ頼みの経済が大きく落ち込むのは確実だ。

金融市場ではカジノ運営大手の澳門博彩控股(SJMホールディングス)や銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント)、メルコリゾーツ&エンターテインメントについて「今年の株式配当は不透明な状況だ」(米バーンスタイン)との見方が出ている。

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