人気投信に異変 バランス型の流入、3年ぶり低水準
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新型コロナウイルスによる世界の金融市場の動揺を背景に、投資信託の人気商品に異変が起きている。主力である「バランス型」投信のうち、損失限定をうたったり、先物を使って運用収益の拡大を狙ったりした商品で基準価格の急落や早期償還が相次ぎ、資金流入も細り始めた。金融機関にとって数少ない売れ筋の異変は今後の戦略にも影響しそうだ。
バランス型は株式や債券などに分散投資することでリスクを抑える。純資産残高は昨年9...
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