サウジ政府系ファンド、「プリンセス号」所有会社に8%出資 FT報道

2020/4/7 10:26
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サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を保有する米カーニバルの発行済み株式を8.2%取得した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版が報じた。2月に横浜港へ寄港し、停泊したダイヤモンド・プリンセスでは新型コロナウイルスの集団感染が起き、カーニバルの株価が急落していた。

横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(2月)

出資額は4億3千万ドル(約470億円)ほどとみられる。PIFはサウジの実力者、ムハンマド皇太子の直接の影響下にある。米配車アプリサービスのウーバーテクノロジーズ、米電気自動車のテスラにも出資する。

カーニバルの株価は米市場で先週末、年初より8割近く下落していた。

カーニバルはダイヤモンド・プリンセスの運営会社「プリンセス・クルーズ」を傘下に持つ。クルーズ船の運航は5月までは停止する方針だ。

カーニバルによると、運航停止中もキャンセル客への払い戻しなどで1カ月に10億ドルの資金が流出する。先週には当面の資金繰りのため、新たに社債と株式を発行して62億5千万ドルを調達した。

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