国内パック旅行37%減 2月消費支出、マスクは増加

2020/4/7 9:52
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総務省が7日発表した2月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯あたり27万1735円だった。物価変動の影響を除く実質で前年同月から0.3%減った。新型コロナウイルスの感染拡大で交通や旅行などが減り、5カ月連続のマイナスとなった。カップ麺などの食品やマスクやトイレットペーパーは買いだめで増えた。

減少が5カ月続くのは2018年2~6月以来。うるう年で例年より1日多かったため、減少幅は小幅にとどまった。

全10分野のうち交通・通信や教養娯楽、光熱・水道など5分野が減った。食料や保健医療など5分野は増えた。

具体的には、在宅勤務の広がりや外出を控える人の増加で鉄道運賃が減った。国内パック旅行は37.4%減り、映画や演劇の入場料も「月末に近づくにつれて落ちた」(総務省)。暖冬の影響で電気代も減った。

一方、新型コロナの感染拡大を受けた買いだめの影響で、コメやカップ麺、パスタなどは増えた。自宅で過ごす人が増え、弁当も伸びた。トイレットペーパーは47.1%、マスクなどの保健用消耗品も40.7%の大幅な増加となった。

総務省の担当者は「コロナの影響が消費支出全体にプラスかマイナスかは言いきれない。本格的にどういう影響が出るかは3月分をみないとわからない」と説明した。

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