NZ保健相が外出制限下、ビーチ散歩 辞任申し出も留任

2020/4/7 4:32 (2020/4/7 4:46更新)
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ニュージーランドのアーダーン首相=ロイター

ニュージーランドのアーダーン首相=ロイター

【シドニー=松本史】新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出制限を行っているニュージーランド(NZ)で、対策を指揮するクラーク保健相が3月末、家族と共にビーチに出かけていたことが7日分かった。クラーク氏は「愚かだった」として辞任を申し出たが、アーダーン首相は「(新型コロナに)一致団結した対応が必要」としてクラーク氏の留任を決めた。

クラーク氏が7日に公表した声明によると、同氏は外出制限が出た後の3月下旬、散歩のため家族と共に自宅から約20キロ離れたビーチを車で訪問した。クラーク氏は「長距離の運転を控え、地元にとどまるよう求めたロックダウン(都市封鎖)の原則に対する明白な違反だ」として、アーダーン氏に謝罪、辞任を申し出たと明らかにした。

これに対してアーダーン氏は「通常なら保健相を解任するが、現時点での優先事項は新型コロナへの一致団結した対応だ」としてクラーク氏を留任すると述べた。

アーダーン氏は新型コロナの感染拡大を受け、3月23日に必要不可欠な業種の従業員を除き、すべての国民に対して外出制限を導入すると発表した。生活必需品の買い物や運動は認めている。

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