キヤノン、本社など東京・神奈川で部分休業

2020/4/6 20:27
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キヤノンは6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京都の本社と神奈川県の事業所の計5拠点で7日から17日まで、事業を部分的に休止すると発表した。必要な業務に当たる社員は出社するほか、テレワークを順次拡大して対応する。政府による緊急事態宣言が発令される見通しとなり、従業員の健康確保を最優先した。

東京都大田区の本社、川崎市にある川崎事業所、小杉事業所、玉川事業所、矢向事業所の計5拠点を部分休業する。本社にコーポレート部門があるほか、各事業所には開発部門や研修部門があり、工場は含まれない。

それぞれの拠点の各部門において、先送りにしても問題ない業務を休止し、経理部門の支払業務や対外的な広報部門など必要な業務は継続する。休止する業務に携わる社員は休業とし、一定の割合で休業補償を支払う。継続する業務に携わる社員は必要に応じて出勤し、順次テレワークを拡大していく。

部分休業する拠点の人数および影響を受ける人数は非公表だが、本社には6000人強が勤務する。開発機能を地方にある一部管轄の事業所で代替することも検討する。新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえて従業員や従業員の家族、取引先への感染拡大を防ぐほか「一部拠点が住宅地にあることも考慮する必要があった」(同社)という。

矢向事業所では家庭用・業務用インクジェットプリンターの開発、川崎事業所では生産技術や調達、デバイス開発を手がける。玉川事業所には品質技術開発および品質保証部門がある。小杉事業所には医療機器開発や人材開発・研修部門が置かれている。

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