1分単位でジム利用のサービス、ナップワンが1億円調達

2020/4/6 20:07
保存
共有
印刷
その他

1分単位からフィットネスジムを利用できるサービスを運営するナップワン(東京・港)が第三者割当増資で1億円を調達した。ジェネシア・ベンチャーズ(東京・港)、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルや個人投資家などが引き受けた。ナップワンは提携先のジムの利用者が少ない遊休時間と利用者をマッチングし、入会金や月会費なしの都度払いでジムが利用できるサービスを提供している。

ナップワンは1分単位から利用できるジムと利用者のマッチングアプリだ

ナップワンはジムと利用者のマッチングサービス「Nupp1(ナップワン)」を19年5月から提供している。当面は調達資金を活用しアプリの改善などに取り組む。

このたびサービス名に合わせて社名を「Llotheo」から変更した。現在、都内約80施設、全国166施設と提携している。今後はアプリの改善などを通して利用者の使い勝手を高めながら提携先を増やし、都内で利用できる施設の数を倍増することを狙う。

ジムは通常、入会金や月会費のシステムを導入しており、新規入会のハードルが高い。また、入会しても継続して利用できない人はそのまま退会してしまうケースも多い。

一方、ナップワンのサービスは「思い立ったときにジムを利用できるように」という発想に基づいている。同社の提携先のジムは入会金や月会費が不要。利用者は空き時間を使ってジムを選んで運動する。費用対効果の高いサービスは一度ジムを休会したり退会したりした人を再度ジムに呼び戻すきっかけになる可能性もある。

ナップワンは総合フィットネスジムの「ティップネス」やボルダリング施設、酸素カプセルやゴルフなど幅広い施設と組んでいる。今後はフィットネスにとどまらず、習い事などにもサービスの範囲を広げていくことを検討している。

新型コロナウイルス対策で「3密」空間を避けるため、ジムを休会する利用者が相次ぐなど、ジムの運営事業者にとって厳しい状況が続く。ナップワンにとってもジムへの営業活動などは新型コロナウイルスの感染拡大中は難しい。新型コロナウイルスが収束するまでの間、キャッシュを確保しながら我慢の経営を迫られそうだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]