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サムスンバイオ、台湾社とアルツハイマー薬開発へ

【ソウル=細川幸太郎】バイオ医薬品受託生産の韓国サムスンバイオロジクスは台湾企業と提携してアルツハイマー治療薬を開発する。バイオ医薬品の受託開発(CDO)と呼ぶ事業で、治療薬の生産工程の開発、臨床試験をサポートする。サムスンバイオは受託生産だけでなく受託開発にも進出し、技術力を蓄積して欧米製薬大手の顧客開拓を急ぐ。

サムスンバイオへの成長期待は大きく、時価総額は韓国企業で3位につける(サムスンバイオの仁川工場)

台湾のバイオ医薬品ベンチャーのアプリノイア社と組んだ。同社はアルツハイマー治療薬を開発中で、台湾のほか日本での臨床試験を始める予定だ。大規模な生産能力を持つサムスンバイオと組むことで新薬開発から量産化にスムーズに移行できると判断した。

サムスンバイオの本業は有効成分がたんぱく質や生物由来の「バイオ医薬品」の受託生産だ。がんなど病気の原因となるたんぱく質や遺伝子に効率的に働きかける医薬品で安定量産の技術が難しい。そのため生産工程を外部委託する製薬会社が多く、同社は受注を積み上げていった。

現在注力するのが台湾社と提携した受託開発事業だ。今夏をメドに米国カリフォルニア州に研究所を建設し、バイオ医薬品となる細胞の培養技術を顧客企業とともに研究・開発する。バイオ医薬品の受託生産からさらに上流の開発工程に踏み込むことで受託事業の裾野を広げる考えだ。

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