新型コロナで11人死亡のクルーズ船、豪当局が捜査へ

2020/4/5 23:03
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【シドニー=松本史】オーストラリアの警察当局は5日、3月にシドニーに到着したクルーズ船「ルビー・プリンセス」に体調不良の乗客がいたにもかかわらず、新型コロナウイルスの検査結果が出る前に乗客を下船させたことについて、刑事事件として捜査に乗り出す方針を明らかにした。豪メディアによると、下船後、600人以上の乗客が新型コロナの検査で陽性となり、これまでに11人が死亡した。

ルビー・プリンセスから下船する乗客ら(3月19日、シドニー)=AAP

ルビー・プリンセスの運営会社は集団感染が発覚した「ダイヤモンド・プリンセス」と同じ米カーニバル社。3月19日にシドニーに到着した際、体調不良を訴えた乗客・乗員13人が新型コロナの検査を受けたが、結果が出る前に乗客約2700人が下船した。その後、下船した乗客らの感染が相次ぎ判明した。

シドニーのあるニューサウスウェールズ(NSW)州警察のミック・フラー長官は5日、記者会見し「カーニバル社の乗員が乗客らの健康状態について(当局に対し)状況を説明する際、率直だったかどうかが主要な論点になる」と話した。

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