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中国ネット通販の京東、劉CEOが中核会社幹部を退任

【大連=渡辺伸】中国ネット通販2位の京東集団(JDドットコム)で、劉強東・最高経営責任者(CEO)が中核グループ会社の幹部を辞めたことが4日、分かった。グループ全体の経営トップは今後も続ける。劉氏は米国で性的暴行の疑いで民事訴訟を起こされており、会社のイメージ戦略の一環とみられる。

京東集団(JDドットコム)創業者で、最高経営責任者(CEO)の劉強東氏=ロイター

中国企業データベースの天眼査によると、劉氏はネット通販を手掛ける中核グループ会社、北京京東世紀貿易の法定代表人と幹部を辞めた。京東で小売部門トップの徐雷氏が後任に就いた。京東の広報担当者は4日「通常の経営体制の変更だ」とコメントした。中国の報道によると、劉氏は20年、京東物流など40社以上のグループ会社で法定代表人や幹部を辞めた。

創業者の劉氏は京東の株式約15%を保有し、社内で絶大的な権力を持つ。ただ18年の決算説明会で「(個人ではなく)チームづくりに関心がある」と述べていた。

劉氏は18年8月、米国で女子大生に性的暴行を加えた疑いで逮捕され、同年12月に不起訴処分となった。ただ19年4月に女子大生側が米国で劉氏と京東に損害賠償を求める訴訟を起こしており、問題は解決していない。

劉氏は1998年に京東を創業。中国のネット通販でアリババ集団に次ぐ規模となる売上高約5700億元(約8兆6千億円)の会社を作り上げた。19年12月期決算は売上高・純利益ともに過去最高だった。

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