大阪市は19日まで休校延長 小中学校や幼稚園

2020/4/3 15:05 (2020/4/3 16:45更新)
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新型コロナウイルス感染症対策本部会議で発言する松井一郎市長(3日午後、大阪市役所)

新型コロナウイルス感染症対策本部会議で発言する松井一郎市長(3日午後、大阪市役所)

大阪市は3日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、市立の小中学校と幼稚園の休校措置を4月19日まで延長することを決めた。20日以降は府内や児童生徒の感染状況を見極めて、14日ごろに判断するとしている。市主催のイベントは感染予防対策が講じられなければ、6月末まで開催できないとした。

大阪府は2日、府立学校の休校措置を5月6日のゴールデンウイーク(GW)最終日まで延長することを決定。市町村の学校に対しても同様の措置を取るよう要請していた。

休校延長の期間が府のの判断よりも短いことについて、松井一郎市長は「子どもも保護者も精神的にいっぱいいっぱいというのもある。2週間スパンで状況を見ていきたい」と説明。14日前後の段階で感染者が増加する状況であれば、休校を延長する考えを示した。

大阪市は休校期間中、週2回程度の登校日を設けて宿題などを確認。8日の始業式は2回に分けて開くなどして、教室内は20人程度にとどめる。市教育委員会で授業動画を作成して動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、家庭で視聴できるようにする。

市主催のイベントや休館中の施設については、換気を徹底したり参加者の距離を2メートル以上確保したりするなどの感染防止対策が取られなければ、6月末まで開催や開館はできないとした。府は2日、主催するイベントや休館中の施設は5月6日まで中止か延期、休館とすることを決めていた。

大阪市教育委員会は新学期からの市立学校・幼稚園の再開に向けて準備を進めていた。

1日には新型コロナの感染症対策マニュアルを各学校・幼稚園に通知。マニュアルでは修学旅行など4~5月に実施予定だった行事は中止または延期し、運動会は2学期に開くとした。児童生徒らの出席停止については▽本人が感染者または濃厚接触者▽同居家族が濃厚接触者▽本人に発熱など風邪の症状がある――といった場合に判断すると明示していた。

政府の専門家会議は1日、直近1週間の新規感染者や感染経路不明の感染者が前週より大幅に増加している地域を「感染拡大警戒地域」と定義。外出自粛要請などの対応を求め、学校の一斉休校も選択肢として検討すべきだとの見解を示した。大阪府と東京都は感染拡大警戒地域としていた。

大阪府では2日までに計311人の感染者が確認されている。

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