文字起こしのエピックベース、メディアドゥから独立

2020/4/3 11:55
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音声の自動文字起こしサービスを手がけるエピックベース(東京・目黒)は電子書籍取次大手のメディアドゥから独立した。ベンチャーキャピタル(VC)のコーラル・キャピタル(東京・千代田)などから資金調達し、独立独歩で事業の成長を目指す。

エピックベースが提供する「Smart書記」のイメージ

メディアドゥが2018年から提供していた「Smart書記」のサービスをカーブアウト(事業分離)し、新会社のエピックベースが引き継いだ。同社はコーラル・キャピタルのほかメディアドゥホールディングス、複数の個人投資家から8500万円を調達した。資金は人材採用などに充て、21年秋までに100社の顧客獲得を目指す。

Smart書記はパソコンやスマートフォンのマイクを使い、会話を自動で文書化するサービス。文字起こしをしながら重要な発言に印を付けたり、要約したりといった編集がしやすいのが特徴だ。米グーグルの音声認識エンジンを使っている。

月額10万円(税別)で200時間まで利用でき、200時間を超えた分は1時間あたり500円(同)を支払う。現在は数十の企業などが導入しており、大企業や地方自治体が顧客の8割ほどを占めるという。

エピックベースの松田崇義社長はVCでの勤務経験を持ち、19年7月にメディアドゥに入社した。当初からカーブアウトでの独立が視野に入っていたという。「(切り離された)大企業内の事業をスタートアップとして成長させる事例を作りたい」と話している。

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