20年の世界成長率、マイナス0.9%に減速も 国連予測

2020/4/3 2:49
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【ニューヨーク=吉田圭織】国連の経済社会局は、新型コロナウイルスの世界的流行で2020年の世界の国内総生産(GDP)成長率が最悪の場合、前年比マイナス0.9%になるとの予想を示した。従来はプラス2.5%を見込んでいた。欧米の経済活動が7~9月以降も制限されれば、成長率がさらに下振れする可能性があるという。

ニューヨークの国連本部=国連提供

1日発表の報告書で新たな見通しを盛り込んだ。経済社会局によると、新型コロナの影響で100カ国以上が国境を封鎖し、欧米で就業人口の25%にあたるサービス業がとくに打撃を受けているという。深刻な景気後退を避けるには「各国政府がさらなる感染拡大を防ぎ、影響を受けた家計に収入面の支援を含む財政刺激策をとる必要がある」と強調した。

先進国で新型コロナ対応による経済活動の制限が長期化すれば、貿易や投資、観光の低迷を通じて途上国にも影響が拡大すると指摘する。

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