急落リクルート株にちらつく「派遣切り」の影

新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な大流行）による雇用不安が、株式相場の重荷になってきた。2日はリクルートホールディングスが4日続落し、約2年ぶりに安値を更新。世界経済のコロナとの長期戦が現実になる中で、米国で失業保険の申請が急増するなど各国で雇用関係の統計が悪化している。日本で「派遣切り」が社会問題になったリーマン・ショック後のような株価低迷を警戒する声が増えている。

リクルート株は2日...