東京都内の病床、700床超確保 新型コロナ対応で小池都知事
東京都の小池百合子知事は2日、新型コロナウイルスに感染した入院患者を受け入れる病床を、同日時点で700床まで確保したと明らかにした。1日時点での入院者は約530人で、うち重症者は17人。現状では病床不足は起きていないが、都は4000床まで増やす目標を掲げている。
小池氏はテレビ朝日番組で「やりくりしながら700超のベッド数は今日の時点で確保した。最終的な目標に向けて準備を進めている」と述べた。入院者の多くを占める軽症者・無症状者に関して、都は自宅や民間のホテルなど「一時滞在施設」での療養に移行する方針を示している。
小池氏は一時滞在施設の確保について「厚生労働省と都で、最終的な段階に入っている」と話した。都は民間のホテルを借り上げる方向で調整を進めている。